Google、Pixel 9シリーズにプロXLモデルを追加し3つのラインアップ構成と予想

Googleが開発したAndroid OSを搭載し、同社が自ら設計・製造するPixelシリーズスマートフォンは、毎年多くの注目を集めています。2024年に発売されると予想されるPixel 9シリーズについて、新たな情報が明らかになりました。

最近、著名なリーカーのSteve H.McFly氏が提供した情報に基づき、インドのメディア91mobilesが予想レンダリング画像を公開しました。これらの画像によると、Pixel 9シリーズは、従来の標準モデルとプロモデルに加えて、「プロXL」モデルが追加され、合計3つのラインアップで構成されると見られています。

各モデルの予想スペックは以下の通りです。

Pixel 9：約6.03インチディスプレイ、本体サイズ約152.8 x 71.9 x 8.5mm、デュアルカメラ Pixel 9 Pro：約6.1インチディスプレイ、本体サイズ約152.8 x 71.9 x 8.5mm、トリプルカメラ Pixel 9 Pro XL：約6.5インチディスプレイ、本体サイズ約162.7 x 76.6 x 8.5mm、トリプルカメラ

すべてのモデルはフラットディスプレイを採用し、前面にはパンチホールセルフィーカメラが搭載されると予想されています。 Pixel 9 ProとPro XLモデルは、画面ベゼルがより薄く、XLモデルが最も大きな画面サイズを誇るとみられます。

Pixel 9シリーズは、Googleの新型Tensor G4チップを搭載し、Qi2ワイヤレス充電と新しい適応型タッチテクノロジーに対応すると予想されています。これまでPixelラインアップに「XL」という名称のモデルが存在しなかったため、Pro XLバージョンの追加の是非が注目されています。

一方、Googleは2023年夏にPixel Foldという名前の初の折りたたみ式スマートフォンも発表しましたが、高価格にもかかわらず、Pixel 8シリーズ発売直後に旧世代モデルとならざるを得ない構造でした。後継モデルとなるPixel Fold 2も、Pixel 9シリーズをベースに作られるという見方もあります。

Googleが既存のスマートフォン市場にどのような変化をもたらすのか、Pixel 9シリーズに対するプレミアムラインアップ戦略に業界の注目が集まっています。