トヨタ、中国でフルチェンジされたRAV4発売！ラグジュアリーインテリアと新グリーンカラー追加、約16万円値下げ

トヨタと中国第一汽車集団の合弁会社である一汽トヨタは、2024年9月12日、ミドルSUVであるRAV4の改良モデルを発表しました。RAV4は1994年にデビューし、都市走行にも快適な乗用車タイプのSUV（クロスオーバーSUV）という新たな市場を開拓しました。世代を重ねるごとにサイズが大きくなり、日本では一時販売が中止されましたが、その間も海外では好調な販売を続けました。現在は「カローラ」と肩を並べるほどの人気モデルとなっています。

現行モデルは2018年発売の5代目にあたります。中国仕様は現地生産です。ボディサイズは全長4600mm×全幅1855mm×全高1685mm、ホイールベース2690mmです。パワートレインは2.0リッターガソリン、2.5リッターハイブリッド、2.5リッタープラグインハイブリッドの3タイプがあり、いずれも駆動方式はFWDまたは4WDです。

今回発表された改良モデルは、ボディカラーにグリーンメタリックを新たに設定するとともに、インテリアの高級感を高め、装備を充実させたことが特徴です。さらにRAV4誕生30周年を記念して、最大8000元（約16万円）の値下げを実施します。最も廉価なモデルである2リッター「都市版」は16万9800元（約340万円）、主力グレードである2リッターエンジンモデルは19万9800元（約400万円）、ハイブリッド車「尊榮PLUS」は22万5800元（約460万円）、プラグインハイブリッド車「尊榮PRO版」は25万6800元（約525万円）です。

また、新規購入者には2万4000元相当の特典が提供されます。今回の発表会は生産工場で開催され、約2時間かけてトヨタ式のジャストインタイムなどを紹介するとともに、生産工程の一部が公開されました。また、同じ工場で生産される高級SUV「ハリア」の値下げも発表されました。