日本の生成AIチャットボットサービス「wrtn」公式モバイルアプリ「リターン」iOS版リリース

リターンテクノロジーズジャパンは、生成AIチャットボットサービス「wrtn（リターン）」の公式モバイルアプリ「リターン」をAppStoreで提供開始しました。リターンは、グローバルユーザー数300万人を誇る生成AIチャットボットサービスで、すべての機能を完全に無料で無制限に提供しています。

新機能として、AI検索エンジンによるリアルタイム検索が可能な「トレンドby AI」が追加されました。この機能では、話題のニュースやトレンドを厳選して配信し、チャットボット機能を使ってニュースを読みながら疑問に思ったことや質問をAIにすぐに尋ねることができます。

アプリ版には、ウェブ版リターンの機能であるチャットボット機能も搭載されています。これにより、リアルタイム情報を質問できるAI検索、GPT-4 Turboなどの大規模言語モデル、Stable DiffusionXLなどの画像生成モデルを利用できます。ウェブ版リターンと同様に、状況に合わせて生成モデルを選択することができ、事前登録したユーザーは、画像認識が可能な最新モデル「Claude 3」（アプリ限定の生成AIモデル）も利用できます。

また、「AIキャラクター機能」では、楽しく会話を盛り上げてくれる親しみやすい友人「コトハ」や、一見クールだが実は優しいキャラクター「ツムダ」など、様々なAIキャラクターとチャットボット機能を通じて会話を楽しむことができます。さらに、自分が望むAIキャラクターを作成してチャットボット機能を利用できる「AIキャラクターメーカー」機能も搭載されています。

「おすすめプロンプト」機能は、生成AIへの指示文の例を提案することで、「AIに聞きたいけど、どう聞けばいいのかわからない」など、プロンプト作成に苦労している場合に役立ちます。

さらに、リターンはOpenAIの最新モデル「GPT-4 omni」をウェブ版とモバイルアプリ版に近日中に搭載予定です。GPT-4 omniは、OpenAIが5月13日（現地時間）に発表したモデルで、テキスト入力だけでなく、音声、画像、動画などを組み合わせた活用が可能な新しいタイプのAIです。リターンでは、ユーザーにGPT-4 omniを迅速に提供するため、まずはテキスト入力機能を搭載する予定です。OpenAIが提供するGPT-4 omniのテキスト機能は、非英語言語処理能力が向上し、特に日本語サポートが強化されています。また、生成速度も向上し、GPT-4 Turboと比べて約2倍の高速な応答速度を実現します。

リターンは、GPT-4 omniをより便利に利用できるように、日本市場に合わせて機能をカスタマイズして提供する予定です。今後もリターンは、生成AIが日常生活においてより身近で便利な存在となるよう、サービス提供を継続していきます。